Makiko Eda

Makiko held a number of leadership positions in marketing and sales at Intel Corporation in Japan and Asia Pacific region. After serving as president and representative director of Intel Japan for five years, she assumed her current post in April 2018. Makiko has also been serving on the committee for the promotion of regulatory reform by the Japanese government from 2016. A graduate of Waseda University, she holds a master’s degree in sociology from Arkansas State University in the United States.

Most Popular

Equity, Diversity and Inclusion

拡大する日本の男女格差を埋めるには

ジェンダー・パリティ(ジェンダー公正)推進に向けた動きは、近年日本でも盛んですが、それでもなおジェンダー・ギャップは広がり続けています。世界が2020年国際女性デーを祝うこの時こそ、日本が遅れをとっている理由は何か、そして、この先10年、ジェンダー平等を目指しどう前進するべきかを考える良い機会です

09 Mar 2020
Forum Institutional

ステークホルダー資本主義を知る日本の強み

ステークホルダー資本主義(stakeholder capitalism)は、日本では昔からよく知られた概念です。日本企業は17世紀から19世紀にわたる江戸、明治時代より、複数のステークホルダーと関わることの大切さを理解し、社会のために活動してきました。この考え方は、蚊帳、畳表、売薬、織物、肥料、その他多くの地元商品を日本全国で行商した近江商人から始まりました。近江商人は各...

20 Jan 2020
Leadership

ラグビーワールドカップが与えるリーダーシップについての教訓

ラグビーワールドカップ2019が日本で開催されています。日本は、アイルランド、サモアに勝利し、ベスト8入り目前となりました。日本チームの熱き誇りは国民に感動を呼び起こし、またホスト国としても盛り上がりをみせています。多くの人々と同様、私も自国チームに声援を送り、ワールドカップの日本開催という興奮に包まれています。大会は9月20日に開幕、11月2日まで開催されます。

10 Oct 2019
Health and Healthcare Systems

労働力の高齢化課題をリードする日本

第4次産業革命のテクノロジーが既存の経済・社会システムを圧迫する中、日本は諸外国と同様、グローバリゼーション4.0の持つ大きな影響力に直面しています。2018年版の「仕事の未来レポート」によると、2022年までに主要20ヵ国で7,500万人分の雇用枠が失われると予測されており、新たな労働力の需要を満たすべく、官民による解決策が求められることになります。

13 May 2019
Equity, Diversity and Inclusion

多様な人材、育つチャンス

世界経済フォーラムでは毎年、世界のジェンダーギャップの状況をまとめています。昨年末に出した報告書では、AIを開発したり使ったりする技術を持った専門職のうち女性が占める割合は22%に過ぎず、格差拡大や、多様性の欠如による技術革新の停滞につながりかねないという内容を盛り込みました。その22%の中でも、管理職は男性が多く補佐的な業務は女性が多いという偏りが見られました。

11 Mar 2019

スイスの雪山を熱くしたもの

最低気温がマイナス16度にまで下がったスイスのダボス・クロスターズで開催された、2019年世界経済フォーラム年次総会。今年は1月22日から4日間の日程で開催されました。ダボス会議というのは通称。国際機関でもあり研究機関でもある世界経済フォーラムが、年間を通じて発表した研究を元に、翌年以降も取り掛かるべき地球規模課題に対する対策を議論する場が、世界経済フォーラム年次総会です。

19 Feb 2019
Geo-Economics and Politics

今後の世界経済を先導する日本

日本は劇的な経済成長に向けて進んでいます。2015年に安倍晋三首相は、東京五輪が開催される2020年までにGDP600兆円(5.4兆ドル)の達成を目標に掲げました。3%の実質経済成長率が求められる現代においては批判的な見方はあるものの、景気の回復により600兆円は射程圏内に入っています。アベノミクスの「新・第1の矢」は、少なくとも達成可能な目標です。また日本は1994年以...

21 Aug 2018