Naoko Kutty

Writer, Forum Agenda

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Forum Institutional

豊かな食の未来への第一歩は、フードロスの削減

まだ食べられる状態であるにも関わらず廃棄される食品「フードロス」が、依然としてなくなりません。農林水産省の発表によると、日本におけるフードロス量は522万トン。国民1人につき1日お茶碗1杯分(約113g)に相当する食べ物が、捨てられています。これは、国連世界食糧計画(WFP)による、世界の食料支援量(約420万トン)の1.2倍に相当する量です。

10 Jan 2023
Equity, Diversity and Inclusion

流行語大賞から振り返る2022年の日本

今年の「新語・流行語大賞」トップ10が発表されました。 ランクインした3つの言葉「てまえどり」、「悪い円安」、「国葬儀」の背景にある、日本社会の動きを振り返ります。 2023年は、日本が世界の国々との協力体制を強化し、課題解決に向けた駒を進め、経済と社会に明るい兆しを与える言葉が広く浸透する一年になることが期待されます。

26 Dec 2022
Health and Healthcare Systems

健康先進国の日本が舵を取る、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの主流化

世界で最も健康寿命が長い国である日本は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を早期に実現した国として、世界から注目を集めています。その理由のひとつは、半世紀以上にわたり国民皆保険制度を維持し、日本に住む人が適切な保健医療サービスに負担可能な金額でアクセスできることです。

22 Dec 2022
Jobs and the Future of Work

女性フリーランスや経営者へ、行き届かない子育て支援制度

日本の出産・子育て支援制度のほとんどは、会社員を対象としたもので、雇用されない働き方をする女性が置き去りにされています。多くの女性フリーランスや経営者は、産後の早すぎる仕事復帰や、不利な立場での保育先の確保など、仕事と育児の両立に難しさを抱えています。少子化や労働人口不足など、日本が抱える労働課題の改善には、この格差の是正が急務です。

06 Dec 2022
Energy Transition

エネルギー危機、この冬日本はどう備えるか?

世界的なエネルギー危機は、人々の暮らしから企業の活動に至るまで大きな影響を与えています。日本でもこの冬の電力需給がひっ迫する恐れが強まり、政府は、全国の家庭や企業に対し、12月から来年3月31日まで、節電の協力を呼びかけることを決定しました。数値目標は設けられていませんが、日本における冬の節電要請は2015年度以来7年ぶりのこととなります。

21 Nov 2022