Naoko Tochibayashi

Communications Lead, Japan, World Economic Forum

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Industries in Depth

「デジタルノマド」の可能性 - 地域経済を活性化しイノベーションの火付け役に

日本政府は、国境を超えてリモートワークをする外国人の「デジタルノマド」を対象に、最長6ヶ月間の滞在を新たに認める新制度を導入する予定です。また、企業や自治体におけるデジタルノマド誘致に向けた取り組みも加速。文化や価値観の異なるプロフェショナル人材の受け入れは、地域経済の活性化やイノベーションの創出を大きく後押しすると期待されます。

01 Apr 2024
Health and Healthcare Systems

急増する日本の「空き家」を地域資源に

日本で増加する、適切に管理されないまま放置された空き家。こうした空き家の増加抑制に向け、政府、地方自治体、スタートアップによる官民連携が加速しています。新築住宅価格の上昇により中古住宅への需要が高まる中、空き家の有効活用は住宅市場の活性化を促し、持続可能かつ活気あるまちづくりに大きく貢献すると期待されます。

19 Mar 2024
Supply Chains and Transportation

日本の物流が築く、持続可能でレジリエントな未来とは

4月より、トラックドライバーの年間時間外労働上限が960時間に制限されます。「2024年問題」に備えて、物流業界は商慣行の見直しや物流の効率化を迫られています。官民連携、これまでの商慣行にとらわれない新たな発想、先端テクノロジーの導入が、持続可能でレジリエントな物流業界の未来を切り拓く鍵となるでしょう。

20 Feb 2024
Supply Chains and Transportation

災害復興の歩みをリードする、日本の挑戦

元旦に能登半島を襲った最大震度7の地震は、241人の死者を出し、6万5,000棟の住宅に甚大な被害を及ぼしました。復興に向かう道のりで直面する課題は、過去の地震や津波から学び、必要に応じて計画を修正する重要性を示しています。世界が足並みを揃え、異なる災害から得られた教訓を統合したより包括的でレジリエント(強靭)な災害対策を講じるためには、官

15 Feb 2024
Global Cooperation

年次総会2024:変化する日本の道筋

日本は、分断が進む世界の安定性を向上させる役割を果たすことができます。世界経済フォーラム年次総会2024のセッションに登壇したパネリストたちは、日本はアジア地域と世界の架け橋となることができると言及しました。日本特有の課題の解決に向け駒を進めることが、グローバル社会において日本がリーダーシップを長期的に発揮し続ける鍵となります。

22 Jan 2024
Health and Healthcare Systems

加速するAIの進化が切り開く、ヘルスケアの新境地

医師起業家が立ち上げたスタートアップが、日本における医療AIの開発を加速させています。AIは、がんの早期発見からインフルエンザや心臓病の診断に至るまで、医師の診断スピードと精度を向上させる大きな可能性を秘めており、医療におけるAI活用のモメンタムをより高めていくことは、医療業界の慢性的な人手不足、高齢化、地域間の医療格差といった課題を解消すると期待がかかります。

21 Dec 2023
Sustainable Development

気候変動に関する情報開示が導く未来図

気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に、世界全体で4,925の企業・組織が賛同しており、その3分の1を日本の企業・組織が占めています。東京証券取引所による大規模な市場再編と、TCFD提示を基盤とした開示要求が、日本における一貫性のある気候関連の情報開示を進めやすい土壌作りを後押ししています。

06 Dec 2023