Naoko Tochibayashi

Communications Lead, Japan, World Economic Forum

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Jobs and the Future of Work

「説明できない賃金格差」を紐解き、男女の賃金格差解消へ

20世紀における近代化、経済成長、女性の労働参加率や学歴の上昇にもかかわらず、依然として残る男女の賃金格差。「アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)」や、男女間の交渉力の差、データに現れない説明できない労働者の特性など、『説明できない賃金格差』生む原因は複雑です。

08 Nov 2023

男性育児休業が、社会をシフトする鍵となるか

日本における2022年度の男性育児休業取得率が17.13%と過去最高になり、男性の育児参加が進んでいます。 しかし、育児休業を歓迎しない職場の雰囲気や、人手不足、周囲に迷惑をかけることへの後ろめたさなどを理由に、優れた制度があっても、男性が育児休業を取らない、または取りづらいといった課題はいまだに残されています。 男性の育児休業取得が、家庭にとっても企業にとっても自然...

13 Oct 2023
Health and Healthcare Systems

高齢化と共に増加する認知症、急がれる共生社会の構築

G7長崎保健大臣会合では、誰もが安心して暮らすことのできる社会の実現に向けた取り組みの一つとして、認知症に関する項目が盛り込まれた共同宣言が採択されました。 世界的に高齢化が進む中、認知症に対して有効な新しい治療法の必要性が高まっていますが、なによりも、誰も取り残すことのない共生社会の構築こそ、早急に取り組まれるべき課題です。 日本では、高齢化に伴う認知症の影響に対応...

22 May 2023
Industries in Depth

急回復するインバウンド、人手不足とオーバーツーリズムを解決するには

日本を訪れる外国人観光客が増加し、宿泊・観光業の本格的な回復の兆しが見えてきています。 3月の訪日客は200万人近くに達し、パンデミック以前の2019年同月の集計値の66%に届きました。 しかし、観光客数の回復度合いのスピードに受け入れ態勢の準備が追いつかず、人手不足が大きな課題となっている他、オーバーツーリズムの再熱も懸念されています。

11 May 2023