Naoko Tochibayashi

Communications Lead, Japan, World Economic Forum

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Health and Healthcare Systems

高齢化と共に増加する認知症、急がれる共生社会の構築

G7長崎保健大臣会合では、誰もが安心して暮らすことのできる社会の実現に向けた取り組みの一つとして、認知症に関する項目が盛り込まれた共同宣言が採択されました。 世界的に高齢化が進む中、認知症に対して有効な新しい治療法の必要性が高まっていますが、なによりも、誰も取り残すことのない共生社会の構築こそ、早急に取り組まれるべき課題です。 日本では、高齢化に伴う認知症の影響に対応...

22 May 2023
Industries in Depth

急回復するインバウンド、人手不足とオーバーツーリズムを解決するには

日本を訪れる外国人観光客が増加し、宿泊・観光業の本格的な回復の兆しが見えてきています。 3月の訪日客は200万人近くに達し、パンデミック以前の2019年同月の集計値の66%に届きました。 しかし、観光客数の回復度合いのスピードに受け入れ態勢の準備が追いつかず、人手不足が大きな課題となっている他、オーバーツーリズムの再熱も懸念されています。

11 May 2023
Nature and Biodiversity

気候変動で長期化する花粉シーズン

世界的に花粉の飛散量が増加し、花粉症による健康被害が年々深刻化しています。 花粉の飛散は、気温や雨量の変化と密接に関係しており、気候変動で春の気温が上昇することで、植物が花粉を飛ばす時期が大幅に早まり、その期間も長期化します。 日本の花粉症のほとんどがスギ花粉によるものであることから、林野庁は、無花粉スギや花粉をほとんど出さない少花粉スギの苗木の生産拡大に取り組ん...

12 Apr 2023
Equity, Diversity and Inclusion

日本経済のこれから、今年の春闘が契機となるか

日本の労働組合と経営陣が賃上げなど労働条件の改善について交渉する春闘で、初回集計結果の正社員の賃上げ率が平均3.8%引き上げとなり、1993年以来の高い伸び率となりました。今後は、この賃上げの勢いが日本の雇用の70%を占める中小企業に波及するかどうかが、日本経済再生の鍵を握っています。

28 Mar 2023
Industries in Depth

悲劇を繰り返さないために、ダークツーリズムにできること

戦争や災害といった人々の悲しみの記憶を巡る旅「ダークツーリズム」は、新たな観光のあり方として世界で注目を集めています。 東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方では、広島に続きダークツーリズムが盛んになってきています。 悲劇の記憶を受け継ぐことは、未来への備えとなり、観光による地域への経済効果をもたらします。

09 Mar 2023

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